2015年9月23日(祝) 14:00~16:00
人の一生は、喜びと同時に多くの悲しみや苦しみに彩られた道であると言えます。人生は自分の思うとおりにならないことの連続であり、誰もが大小の挫折感や喪失感を味わいます。特に現代は、家族や地域社会の結びつきが希薄になり、誰かと悲しみを共有することが難しくなっています。挫折や喪失で味わう悲しみの感情、悲嘆(グリーフ)に私たちはどのように向き合えばよいでしょうか。 今回は髙木慶子さんをお招きしてお話を伺います。 今そのような悲嘆に直面している人も、これから経験する喪失や悲しみについて思う人も、また、そこに寄り添う人も、髙木さんのお話を通して、どのように人生を捉え生きていけばよいかヒントをいただきたいと思います。
1,000円
京都YWCA会館ホール
髙木慶子氏(上智大学グリーフケア研究所特任所長)
熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。
現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。一般社団法人グリーフケアパートナー理事。援助修道会会員。
兵庫県「県勢高揚功労」(2015年度)、「カトリック大学連盟 カトリック学術研究奨励賞」受賞、「神戸新聞 第63回平和賞」受賞、「財団法人兵庫地域政策研究所機構 第7回21世紀のまちづくり・研究部門賞」受賞、など。
二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。
著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)『それでも誰かが支えてくれる』(大和書房)など多数。
要
80名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
京都YWCAサラーム運営委員会
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