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第5回・第6回申込開始!トラウマインフォームドケア連続講座(9/27・10/17)

トラウマインフォームドケア連続講座(全6回)

「トラウマの眼鏡を広げよう」をテーマに全6回の連続講座を行います。「トラウマ」と聞くと専門性が高いのかな?と思ったりしますが、このトラウマインフォームドケアは子ども・若者・外国ルーツの方々など、多様な活動に関わる「身近な大人」が対象です。目には見えにくい心の傷に気づけるようになり、より活動の場がセーフスペースとなるように学んでいきます。トラウマインフォームドケアを初めて学ぶ方に最適です。

【第5回:「解離について知り、解離に悩む当事者の日常生活の困難を理解しよう」

■日時:2023年9月26日(火)15:00 ~ 17:00

■場 所:横浜YWCA会場、またはオンライン

■内容:性暴力などの暴力により、被害者は心身に大きな影響をうけます。さまざまな症状のなかでも、まだ一般に良く知られていない解離についての基礎講座です。解離に悩む当事者の日常生活の困難を理解し、当事者に適切な説明や適切な対応ができるよう学んでいきます。

■講師:中島幸子さん

〈プロフィール〉NPO法人レジリエンス代表、米国法学博士、大学非常勤講師。 DV被害にあった経験がきっかけとなり勉強を始め、2003年に「レジリエンス」結成。同年、米国ソーシャルワーカー修士号取得。全国各地で毎年多数の講演を行う。 主な著書に「性暴力:その後を生きる」(レジリエンス、2011)、「マイ・レジリエンス:トラウマととも に生きる」(梨の木舎、2013)や共著に「傷ついたあなたへ<1>、<2>」(梨の木舎、2005、 2010)、共訳に「DV・虐待加害者の実体を知る」(L.バンクロフト著、明石書店)など。

【第6回:「日常のかかわりを治療的にしようー回復共同体アプローチからー」

日時:2023年10月17日(火)10:00~12:00

■場 所:オンライン

■内容:何かしらの問題や傷つきを抱えてきた子どもには専門的なかかわりも必要であると同時に,一人の人間として自律性を尊重されながら自分の気持ちを安心して話せる場も必要です。そしてそれは「傷つかないように大人が庇護してくれる」場ではなく,「自分で悩み,葛藤し,傷ついたらそれを表現し,傷つけたら謝れる」成長できるコミュニティである必要があります。「コミュニティを方法として使う」回復(治療)共同体と呼ばれるアプローチから,一つ一つの会話からコミュニティ全体の構成までどのように治療的にできうるかを一緒に考えます。

■講師:毛利真弓さん

〈プロフィール〉同志社大学心理学部准教授。臨床心理士、公認心理師。名古屋少年鑑別所で法務技官兼法務教官として勤務後、官民協働刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」にて、日本で最初の「刑務所内回復共同体」のリーダーとして約10年にわたりプログラムを実践。広島国際大学心理臨床センター特任助教を経て2019年より現職。主な著書に『治療共同体実践ガイド』、『アディクションと加害者臨床:封印された感情と閉ざされた関係』(ともに共著、金剛出版)、『ようこそ、心理学部へ』(共著、ちくまプリマー新書)など。

お申込み

■対 象:ご関心がある方はどなたでも。

■参加費:無料

■申込み:第5回目:9月 23日(土)までに、第6回目:10月15日までに下記のGoogleフォームよりお申込みください。

https://forms.gle/J9EmbQGXSBS44RRt7

■主 催:自立援助ホーム「カルーナ」事業部委員会

■お問合せ:tel:075‐431‐0351 mail:calluna@kyoto.ywca.or.jp

お問い合わせ 公益財団法人 京都YWCA
住所 〒602-8019 京都市上京区室町通出水上ル近衛町44 
TEL 075-431-0351(代) 
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E-MAIL office@kyoto.ywca.or.jp
開館:9:00 ※貸室利用は10:00 〜
閉館:月・金・土曜日 17:30(会館利用は18:00まで可)
   火・水・木曜日 19:30 (会館利用は21:00まで可)
休館日:日曜・祝日