since 1923 古都に咲いて100年
~女性の視点から社会の変革をめざした歴史を、未来へつなぐ~
ごあいさつ
1923年に設立された京都YWCAは2023年に100周年を迎えます。
戦前の女性の社会的立場が弱かった時代から一貫して、「女性の主体的な生き方」を希求して活動し、女性を勇気づけ支援する事業を続けてまいりました。
近年は、さまざまな年齢や文化的背景をもつ人々が出会い、協働する「多世代・多文化ふれあいコミュニティづくり」を推進しています。これを通じて、一人ひとりが大切にされ「誰も取り残さない」共に生きる持続可能な社会を目指す京都YWCAに、皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。
代表理事 上村兪巳子
京都YWCAのあゆみ
1923 |
3月、京都YWCA発足。関東大震災避難者の救援活動を精力的に行う。 |
1936 |
家庭教育を主眼に置いた「京都女子学院」設立。 |
1948 |
婦人法律相談所、児童相談所を開設。 |
1951 |
零細企業で働く「少女のための生活教室」開始。 |
1961 |
西陣で働く少女のための西陣労働センター設立へ。 |
1975 |
スリフトショップ(リサイクルセール)開始。 |
|
野外活動を通した若者のリーダーシップ養成を推進。 |
1989 |
ボランティア日本語教師による「にほんご教室 洛楽」誕生。 |
1991 |
外国人のための電話相談を開設(APT: Asian People Together)。 |
1993 |
HIVに関する電話相談、啓蒙活動、配食サービス「若者・女性とHIV/AIDSプロジェクト」(PAN)開始。 |
2013 |
国土交通省「高齢者・障害者・子育て世帯居住安定化推進事業<先導的事業>」に選定される。 |
2014
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サービス付き高齢者向け住宅「サラーム」開始。 ふれあいの居場所食堂「うららかふぇ」開始。 |
2015 |
自立援助ホーム「カルーナ」開所。 |
2020 |
京都市認可保育所「あじさい保育園」を開園。 |
「多世代・多文化ふれあいコミュニティ」に向けた事業
① 女性と子どものエンパワメント事業
③ ボランティア活動・養成事業
~京都YWCA100周年記念募金~
京都YWCAは設立100周年を迎えるにあたり、現在推進している「多世代・多文化ふれあいコミュニティづくり」事業を次の世代に引き渡していくため、「100周年記念募金」を実施いたします。頂いたご寄付は以下の目的に充てられます。募金の趣旨をご理解いただき、皆さまからのご支援を心よりお願い申し上げます。
① 担い手育成・次世代育成のために
これからの社会貢献活動を支えていく人材、とりわけ若者に対して国内外のプログラムへの参加の機会などを提供して、未来を担う人材を育成します。
② 保育環境の向上のために
地域の子育て支援の拠点として2020年4月に開園した京都YWCAあじさい保育園において、子どもの成長に合わせた備品の充実や園庭の整備などにより保育環境を向上させていきます。
③ W・M・ヴォーリズ設計「サマリア館」の補修のために
1936年に建設された歴史的価値をもつ木造建物サマリア館は、現在も居場所カフェや各種活動の貴重な場として日常的に使用されています。地域の文化資源としての本建物を補修し、将来にわたって維持していきます。
④ 歴史を未来に引き継いでいくために
文書や写真などの記録資料類のアーカイブ化、100周年記念誌の製作などを行います。
ご寄付の方法
1.金融機関での振り込み
■銀行振込: 京都銀行府庁前支店 普通) 92871
口座名義 公益財団法人京都YWCA
■郵便振替:01080―9-1566
口座名義 公益財団法人京都YWCA
2.現金によるご寄付
京都YWCA事務所(075-431-0351)にて開館時間内でお受けしております。
*銀行口座へのご寄付の場合、内容確認のため、必ず申込書をお送りくださいますよう、お願いいたします。
京都YWCA寄付申込書(pdf)
>税制上の優遇措置について
お問い合わせ | 公益財団法人 京都YWCA 住所 〒602-8019 京都市上京区室町通出水上ル近衛町44 TEL 075-431-0351(代) FAX 075-431-0352 E-MAIL office@kyoto.ywca.or.jp 開館:10:00 閉館:19:30 (土曜日は17:30) 休館日:日曜・祝日 |
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